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Windows10のサポート終了に注意!

コラム(デバイス)

パソコン修理24八王子店の運営などを手掛ける株式会社ヒューマン・ライフ 橋山様にエンジニアであれば興味津々のデバイス関連のコラムを担当いただきます。


 2014年4月よりスマホドック24八王子店(現 パソコン修理24八王子店)を運営してきました株式会社ヒューマン・ライフの橋山と申します。店舗オープン当時、長らく使われていたWindowsXPのサポート終了で世の中が慌ただしかったことを今もよく覚えております。 

翌年の2015年7月15日にWindows10がリリースされ、XPや7・8からの移行やメンテナンスなど10年間の修理業のメインがWindows10でしたので、大多数のPCユーザーさんも永らくWindows10を愛用されてきたものと思います。 しかし、来年10月14日をもってサポートが終了してしまいます。 「正直、Windows10をそのまま使いたい。別に買い替えなくても問題ないでしょ?」と考えているユーザーも多いのではないでしょうか。 

本記事では 

・サポート終了に対してどう対処すべきなのか。
・サポート終了前に行うべきこととは。
・移行先はWindows11だけしかないのか。 

等の疑問について詳しく解説します。 

あなたのPCとデータを守るための最善の策を、一緒に見つけていきましょう。 

Microsoftは、Windows 10の延長サポート終了時期を「2025年10月14日」と発表しています。
つまり、2025年10月14日までには、現在Windows 10を使用している方は、Windows 11へのアップグレードか他社のOSへの移行が必要になります。
サポートが終了した後もWindows 10は利用可能ですが、サポート対象外のため何か問題が生じても、Microsoftからのサポートを受けることはできません。
なお、サポートが終了したWindows 10を使用し続けるとシステムが脆弱なことでさまざまなリスクが生じる可能性があるため、使用を控えることが賢明です。

まだ余裕があるうちに、Windows 11へのアップグレードか他社のOSへの移行を検討し、安全にパソコンを利用できる環境を整えることをオススメします。 

Windows OSのサポートには2種類あります。

▶メインストリートサポート

仕様変更や新機能アップデートなど幅広いサポートが受けられるサポート期間

▶延長サポート

バグ対策や脆弱性の改善アップデートなどセキュリティ系の最低限の更新プログラムのみサポートされる期間

本来WindowsOSでは発売から最低5年は「メインストリートサポート」という仕様変更なども含んだサポート期限が設定されており、それ以降は「延長サポート」としてセキュリティ系のみの変更をするサポート終了期間が設定されます。
Windows 10の延長サポート終了時期は先述した通り「2025年10月14日」とMicrosoft側は発表していますが、バージョンによってサポート終了日は異なります。
一番古い「Version 1507」では「2017年5月9日」がサポート終了日となっており、一番新しい「Version 22H2」では先述した「2025年10月14日」がサポート終了日となっています。ちなみに、最新からひとつ前の「Version 21H2」は「2023年6月23日」にすでに期限が切れているため、まだ使っている人は最新の「22H2」へとWindows10をアップデートしておくべきでしょう。

Windows10をサポート終了後に使い続けた場合、どのようなリスクが発生するのでしょうか。次の4つのようなリスクが発生する恐れがあります。

1)セキュリティリスクの向上
サポートが終了したWindows10を使用することには、セキュリティリスクが高まる可能性があります。
サポート終了後は、Microsoftからのセキュリティパッチやアップデートが提供されなくなります。これにより、
新たな脆弱性や脅威への対策が遅れ、コンピュータが攻撃やマルウェアに対して脆弱になるリスクが増大します。

2)OSの不具合が解消されない
サポートが終了したWindows10では、新たに発見されたOSの不具合や問題に対して修正が行われなくなります。
したがって、ユーザーが不具合を抱えたまま使い続ける可能性が高まります。 不具合が放置されると、システムの
安定性や動作に影響を及ぼし、使い勝手や快適性に支障をきたすことがあります。

3)周辺機器の動作トラブル
Windows10のサポートが終了すると、新しい周辺機器やハードウェアがWindows10との互換性を保証されなくな
る可能性があります。 メーカーも新しいOSに対応するためのドライバーやサポートを提供しなくなることがあり
ます。
結果、新しい周辺機器が正常に動作しない、または全く動作しないという問題が発生するかもしれません。

4)あらゆるサポートが受けられなくなる
Windows10のサポート終了により、Microsoftの公式サポートやカスタマーサービスを受けることはできなくなります。また、OSに関する問題や疑問を解決する手段が限られ、トラブルが発生した際の解決策を求める際に困難を強いられるかもしれません。 また、既存の情報やドキュメントも更新が停止されるため、正確な情報を得ることが難しくなる可能性があります。

Windows10のサポートが終了した場合のリスクを回避するためには、具体的にどのような対策が必要なのでしょうか。大きく分けて以下の4つの方法があります。

1)Windows11にアップグレードする

Windows10からWindows11へとアップグレードすることがまず第一に考えられます。
Windows11には最低限必要なシステム要件というものが存在するため、あらかじめ要件をクリアするスペックのPCを用意しなければなりません。
・プロセッサー(CPU) / 1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサーまたはシステム・オ・チップ(SoC)
・Intel:第8世代インテルCoreプロセッサー以降
・AMD:Zen2アーキテクチャ採用のRyzen2000シリーズ以降
・RAM / 4GB以上
・ストレージ / 64GB以上
・システムファームウェア / UEFI、SecureBoot対応
・TPM / バージョン2.0
・グラフィックカード / DirectX 12以上(WDDM2.0ドライバー)に対応
・ディスプレイ / 対角サイズ9インチ以上で8ビットカラーの高解像と(720p)ディスプレイ
・その他 / Microsoftアカウント、インターネット接続、Windows10バージョン 2004以降、Windows10バージョン
2004以降、Window10ライセンス、Windowsライセンス
ほかにも、PC内部のソフトウェアがWindows11に適合するソフトウェアでなければ正常に動作しない恐れがあるなど、様々な問題があります。
システム要件を満たしていたとしても各種パーツの劣化などによってアップグレードに失敗してしまうと重要データの損失につながるケースも多いため、事前に外付けメディアへのバックアップを行ってから更新作業に移りましょう。

2)Chrome OSなど他社のOSに切り替える

Google社が展開する「Chrome OS」を導入する方法もあります。2023年6月15日に安定版が無料配布開始となったChrome OS Flexを導入すれば、Windows11のシステム要件を満たさないPCであっても、8GB以上の容量を持つUSBメモリーさえあれば、2025年以降まで延命して利用できる可能性があります。 Chrome OS Flexの最低システム要件は以下の通りです。
・Chrome OS Flexインストールのシステム要件(Chrome OS Flex 公式ページより:原文ママ)
・アーキテクチャ / IntelまたはAMDx86の64ビット互換デバイス
・RAM / 4GB
・内部ストレージ / 16GB
・BIOS / すべての管理者権限 – 問題が発生した場合、管理者はChrome OS Flex USBインストーラから起動してBIOS
で設定する必要があります。
注: Intel GMA 500、600、3600、3650 のグラフィック ハードウェアは、ChromeOS Flex のパフォーマンス基準を満たしていません。

参考) Chrome OS Flex ヘルプより
64ビット互換のデバイスで内部ストレージも16GBあればいいというスペック内容ゆえに、今現在Windows10で動作している多くのパソコンが当てはまる内容と言えるでしょう。
Chrome OS Flexをインストールするには以下の手順で行います。
【ステップ1】公式サイト「ChromeOS Flex」にアクセスし、「ChromeOS Flexを試す」を選択します。氏名や会社名などの必要情報を入力し、「ChromeOS Flexを試す」を再度選択します。
【ステップ2】Chromeブラウザーで拡張機能「Chromebook リカバリ ユーティリティ」のページが開きますので、「Chromeに追加」で拡張機能を追加します。
【ステップ3】追加した拡張機能のアイコンをクリックし、「Chromebookの識別」の画面が表示されたら、「リストからモデルを選択」を開き、メーカーの項目に「Google Chrome OS Flex」、製品の項目に「Chrome OS Flex」を選択します。
【ステップ4】8GB以上の容量を持つUSBメモリーを装着し、「今すぐ作成」をクリックして、インストールメディアを作成します。
【ステップ5】作成が完了したら、インストールしたいPCに接続し、USBメモリーからブートします。
上記のステップを踏むことで、「ChromeOS Flex」がインストールされます。既存のWindows10のPCやMacを再利用して、高速かつ安全なChromeOS環境を利用できるようになります。
念のため、作業を始める前に公式サイトの注意事項やサポート対象のデバイスを確認することをお勧めします。
順を追って行動していただければ、スムーズなインストールが実現できるでしょう。

3)Windows11パソコンへのリプレイス

Windows11へのシステム要件を満たしておらず、かつ導入してからかなりの年数が立っているWindows10パソコンであれば、買い替えの選択肢を考えるとよいでしょう。特に2018年以前に購入された製品である場合には、ほぼアップグレード非対象です。
また、Windows10を自身でアップグレードする際にはHDD/SSDの劣化していないか検査が必要であったりとハードルも高くなってくるので、予めwindows 11を搭載したPCの購入をおすすめします。
新品のWindows11パソコンを購入される場合には、使用用途にあわせた製品の選択が重要です。持ち運びが必要ない場合には、メンテナンスが簡単なデスクトップ型パソコンをお勧めしています。

4)Windows11パソコンの購入は中古の選択もあり

新品PCの購入には大きなコストがかかりますが、中古PCであれば最新型ではなくても高性能なPCを選ぶことも出来ます。スマホドック24では修理店がメンテナンスをした中古PC販売も行っています。豊富な在庫のなかにはWindows11を搭載し、安価でありながら高性能なPCも取り扱っています。

https://www.smaphodock24.jp/used/?utm_middle=webjapan_pc

企業から大量下取りしたPCを経験豊富な整備士が長く使える故障の少ない機種だけを選び入念にメンテナンス、動作の遅いHDDを SSDに置換してご提供しています。そのため安心で低価格・高性能なPCをご提供することが可能です。 キッティング、メンテナンスサービスなども行なっているバルテックだからこそ、PCを購入後も充実したサポートを全国50店舗以上の拠点でいつでも、修理、設定などを行うことができます。
故障時には豊富な在庫から同等品との交換補償付きです。
ご自身に合ったWindows11製品の取扱いがあるかどうか、ぜひWEBサイトをチェックしてみてください!


株式会社ヒューマン・ライフではお客様のニーズにあわせたデスクトップ型パソコンをオーダーメイドで作成・販売しております。
メーカー製パソコンと違い純正パーツが存在しないので、部品が手に入らないため修理不可になってしまう、純正部品が高額なため修理を断念せざるを得ないというケースが非常に少ないです。
どんなパソコンを購入したらいいか悩んでしまわれる場合には、ぜひ一度ご相談ください。

スマホドック24(パソコン修理24)八王子店
オーダーメイドPC担当 橋山専用ダイヤル ⇒ 042-649-1231
※スマホドック24八王子店は新事務所へ移転準備中のため、店頭受付を行っておりません。


新住所:〒192-0034 東京都八王子市大谷町59-1 ラ・フロール八王子
電話番号:042-649-1231
営業開始予定日:2025/1/6予定
2024年12月17日まではパソコン修理24橋本店
https://www.smaphodock24.jp/shop/hashimoto.php

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