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色のいろは その七 色彩心理って?「青」編
前回は色彩心理の「赤」について解説しました。
赤の次は「青」です。
自然界にある青といえば…
「水」「空」などが挙げられますね。
青… 寒色/沈静色/精神安定/集中
空を見上げて温度感というのはなかなか感じにくいものかと思いますが
海や川、湖などの「水」には冷たい印象があるのではないでしょうか?
このようなところから、青には冷たい印象である「寒色系」(かんしょくけい)の代表色といえます。
赤のところで、「寒色と比べて皮膚からの体感温度は3度ほど違う事がわかっています。」書いてありますが、
つまり赤に比べると青などの寒色は、同じ室温の部屋に居ても3度くらい寒く(涼しく?)感じるということですね。
季節ごとにお部屋のインテリアカラーを全替えするのはなかなか難しいかと思いますが、
目に入りやすい小物などアイテムの色を冬は温かく、夏は涼しく感じるように調整すれば、主に目から入る色刺激として脳に影響することがわかっていますので、かなり体感温度は変わると思われます。
また、赤は血流をアップさせて興奮させる色に対して、青は精神を落ち着かせる色ですので、集中したい場面でも有効です。睡眠を促したり食欲を抑える効果もあると言われています。
その点については、日本の焼き物に多い「藍」色は馴染みがありますしお皿などに使われていても料理が引き立つ効果も高いと感じますが…。水色のお皿はあまり載せた料理が「映え」ず、不味そうに見えるなと感じまして、登場しなくなりましたが、食欲を抑えるのには良いかも知れません。
青は日本人の嗜好色(このまれる色)の常に上位の色でもあり、コーポレートカラーにも使われやすい色で、誠実さや責任感をアピールするのには適しています。
目立つかどうかでいうと、赤に比べると弱く、筋肉反射としても落ちるということが言えますので、ポチッと押して欲しいボタンがあれば青色ではない方が良いかも知れませんね!
青の中でも、紫っぽい青なのか緑っぽい青なのか、そして明度などによっても見た目の印象は変わってきます。
伝えたいイメージが、その色から伝わっているかを客観的に検証してみてくださいね。