成約手数料無料!SESのお悩みをAIが解決するIT案件と人材のマッチングサイトです

色のいろは その二「色相環」って?

コラム(色のいろは)

COLORIERのタナカです。
みなさま「色彩検定」ってご存知ですか❓
昔々、「おら、色の先生になるだ❗️」と決意し、カラースクールに通っておりました。
当時は合格率10%ということもありました色彩検定1級まで何とか取得した後、色彩講師という資格も取得しました。自スクールおよび大学のエクステンション講座の出張講師を行ったこともありますが…。
大勢への講座は苦手です(^_^;)

話は本題へ。

「色相環」について。こちらをよく知るだけでも何回か必要となります。
(しきそうかん)と読みます。
いわゆる虹の七色「赤橙黄緑青藍紫(本来は青紫)」をもう少し細かく表現し、虹にはない紫〜赤紫を足してぐるっと円にしたものです。

色に数字や記号をつけて体系的にまとめたものを「カラーシステム」などと呼びますが
ここではMade in Japanのカラーシステムである「日本色研配色体系」(PCCS)をご紹介します。

PCCSの色相環は24色相となっています。こちらの色相環は「純色」と呼ばれ、色表現が可能な中で一番鮮やかです。

色相とは「いろみ」のこと、と教わりますが「いろみ❓」と眉をひそめたくなる第一関門です。
ざっくり言うとピンクの色相は赤、水色の色相は青、ラベンダーの色相は紫…みたいな感じです。

色を体系的に表現するためには、赤、青、黄など一語の色名だけでは不十分となりますので
二語である黄緑、青紫、赤紫などのほかに、「○みの」という色相の偏りを修飾語にして色数を広げてあります。

この色相環で近い関係にある色はいわゆる「同系色」(どうけいしょく)と呼ばれ
真向かいにある色は「補色」(ほしょく)と呼ばれます。

見た目に暖かさを感じる色を「暖色」(だんしょく)と言い、冷たさを感じる色を「寒色」(かんしょく)、どちらでもない色を「中性色」(ちゅうせいしょく)と言います。

パソコン上のカラーパレットでは既存のスウォッチ中から選んだり
あるいはカラーピッカーなどから任意の色を選んだりすることが多いかと思いますが
色の性質を少しずつ知っていただければと思います。

特集記事

TOP
CLOSE