AI【えんバード】が解決!IT案件とエンジニアのマッチングサイトです
スキルのいろは その弐
COLORIERの近藤です。
本コラムでは、フリーランス様含む人材と案件のマッチング(ご縁)率が高まり
双方円満となるように技術スキル・ヒューマンスキルについてお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
前回はスキルシートの重要性のお話しをしましたが
ここからは、数回に分けて具体的にお話しします。
今回のテーマは「自己PR」
★自己PRの最大の目的「自分がどんなITエンジニアなのか」を相手に知ってもらうこと
企業担当者は、あなたがどのようなプロフェッショナルで会社の課題をあなたの技術でどう解決できるのか?を念頭においています。そして数十人のスキルシートに目を通している担当者の目に留まるように、あなたの強みを確実に訴求しなければなりません。
「こうして課題に向き合ってきた」「こういう経歴なのでこの分野でお役に立てます」など具体性を持った内容が必要です。
簡潔で必要十分に仕上げ、担当者に「会ってみたい」と思わせるような自己PRを目指しましょう。
★担当者に「会ってみたい」と思わせる自己PRとは
企業担当者に「続きを読んでみたい」と思ってもらえる書き出し例
①ITスキルでの長所について記載する。
「私の長所は、プログラミングの速さと正確性です。
今の現場に参画してからの2年間、自分のミスによる手戻りが一度もないことが自慢です。
また、決められた期日を逸脱したことも一度もありません」など
②前向きな自分の強みを、うまく表現する。
「私は、自分の担当業務をこなすだけではなく、自分自身が関わったことで何かプラスαに
なることを提供したいと常々考えて業務にあたっております」などです。
「おっ!!この先を読んでみたい」そんな文章が大事ですね。
興味を持った担当者に「どんな人物で、どんな技術を持っているのか」を伝えるための文章例
①今後自分がやりたいことについてもしっかり語る。
「今後はこれらの経験を活かしつつ、インフラ業務だけに囚われず業務改革や
後進へのノウハウの伝授についても、積極的に取り組みたいと思っております」
②仕事の早さや正確性、次工程も配慮できるエンジニアということで好感度をあげる。
「次工程の担当者が確認しやすいよう、プログラム中のコメントをわかりやすく記載するように心掛けており、チーム内で同じ記載レベルになるように情報共有を徹底して作業を行っております」など
★文章のポイント3
[ポイント1]ひとつのセンテンスは短めに
それぞれの自己PR文において、センテンスを短めにすることで自己PR全体をリズム感良く読むことができます。
[ポイント2]センテンスの数は5つくらいが丁度良い
それぞれの自己PRのセンテンスの数が、概ね5つくらいの構成になっているということです。
5つという数に特に根拠があるわけではありませんが、収まり良く、丁度良い長さだとスマートな印象となります。
[ポイント3]具体例を語っている
エピソードをひとつに絞り、具体的かつ端的に語ることによって、全体的に引き締まった自己PRになることでしょう。
スキルシートにおける自己PRは、次項目で記載する技術経験などと同様に非常に重要な項目です。
あなたの受入れを判断する側も、一緒に働くかもしれないエンジニアがどのような人物かを
知りたいと思っているのです。
ちょっとしたポイントを見直すだけで、あなたに対する担当者の好感度アップは間違いなしです。